2020.10.14 ニュース記事を1件公開しました。

『どうぶつの森』の魅力。最新作「あつ森」の発売前にシリーズの魅力をさらっと紹介

いよいよ2020年3月20日にSwitch向けソフトとして発売される『あつまれ どうぶつの森』。本稿では最新作の発売に備えて、「どうぶつの森」シリーズってなんぞや?な疑問に答えてみたい。

この森にはすてきなであいがきっとある

2001年4月14日にNINTENDO64向けソフトとして生まれた『どうぶつの森』。発売に至るまでは決して順風満帆ではなく、紆余曲折を経て、偶然の産物として発売に至った。
(※誕生の経緯はこちら)

参照:どうぶつの森 観光局

「どうぶつの森」シリーズは、プレイヤーが「とある村」に移住し、村で暮らすどうぶつの住人たちとのコミュニケーションを楽しむスローライフゲームだ。お店で家具や服を買い物をしたり、魚釣りや昆虫採集にいそしんだり、部屋の模様替えをしてみたりと、プレイヤーが好きなように、好きなだけ村での生活を満喫することができる。

参照:とびだせどうぶつの森公式

ゲーム内の時間は、現実世界と同じように朝・昼・夜、四季の変化が存在する。春には村中に桜が咲き、花にはひらひらとチョウが舞う。夏にはセミやカブトムシなど多くの虫が姿を見せ、秋にはトンボが飛び交う中、木々は紅葉して冬支度をはじめる。冬には一面に雪が降り積もり、夜には赤と緑のきらびやかな電飾で村中が彩られる。初詣やバレンタインデー、お花見や花火大会など、現実に沿った季節イベントも実施され、現実世界とリンクした時の変化や季節感を年中楽しむことができる。

参照:とびだせどうぶつの森公式

本シリーズには膨大な数の家具が存在し、家具によってはリメイクも可能。自分の家のインテリアを好きなようにコーディネートすることができる。好みの内装に変えてみたり、家自体を一つのお店に見立てて再現してみるのもいいだろう。お金を貯めれば家の拡張もできるようになる。また、髪型を変えたり、新しい服を着たりと、プレイヤーの容姿にこだわることもできる。さらに、自分の好きなキャラクターや模様を描いて、洋服や村の旗をデザインすることも。作成したデザインが村中の流行になるかもしれない。村での生活を進めていくことで、家の拡張だけでなく、交番や博物館といったさまざまな施設が建ち並んだり、お店がグレードアップして商品のバリエーションが増えたり、村の設備を増やしたりと、生活がより便利に、豊かなものになっていくのも醍醐味だ。

参照:とびだせどうぶつの森公式

住民を含め、各施設を管理するキャラクターたちも魅力の一つだ。村に引っ越してきたプレイヤーのお世話(おせっかい)をしてくれるたぬきちや、生活のサポートをしてくれる24時間役場勤めのしずえ、あつあつのコーヒーを淹れてくれる無口なマスターなど、毎日の生活を彩ってくれる個性的なキャラが多数登場する。住民においても、イヌ・ネコ・オオカミ・ウシ・ニワトリといったさまざまな種類のどうぶつに性格付けがなされ、300人を超える住人が存在する。それぞれの住人とおしゃべりを楽しんだり、困っている住人のお手伝いをしたり、家の意外なコーディネートを見るのも楽しいものだ。

参照:とびだせどうぶつの森公式

1つの村には最大4人のプレイヤーが共に生活し、プレイヤー同士で手紙やアイテムなどをやり取りすることができる。発売当初としては、家族や友人同士のコミュニケーションが必然と生まれる画期的なシステムだった。住人ごとに起床・就寝する時間帯が異なり、日中の行動も変化する。それぞれの時間帯にしか釣れない魚がいたり、土曜の夜にはとたけけのライブが開催されたり、お店の商品は他のプレイヤーが買うことで売り切れになっていたりと、プレイする時間帯やタイミングによって異なる村での体験を、家族・友人・恋人同士で語り合い、共有することができる。

また、村の地形や住人、木々に実る果物や各施設の位置はソフトごとに異なるしくみ。ローカル通信やインターネット通信を通じて、他のプレイヤーの村を訪れたり、自身の村に招くことのできる「おでかけ機能」も搭載。家のインテリアを披露したり、特産の果物を交換しあったり、共に魚釣りや虫取りを楽しんだりと、それぞれの村の違いを楽しみながら、同じ時間を同じ村で共に過ごすことができる。

参照:とびだせどうぶつの森公式

村に住む住人は月日が経つことで、他の村に引っ越していくこともある。仲良くなれば引き留めることもできるが、久しぶりに村に訪れた場合は既に引っ越している事も。親友だと思っていた住民との別れは非常に辛いものだ。しかし、その親友との別れをきっかけに、とある住人が村に訪れ、新たな出会いが生まれる。本シリーズ内にはさまざまな個性的な住民との別れ、そして出会いが待っており、ある種のドラマ性のあるシステムは、プレイヤーごとのナラティブな体験を生み出し、暮らしにより深みを持たせるものになっている。

そしてシリーズの魅力として、村での生活を強制されない点も挙げられる。昨今の継続的なプレイを推奨する作品には、さまざまなノルマやイベントの消化が強制されるものもしばしば。そんななか、いつでも気軽に村を訪れることができ、プレイヤーによって短時間・長時間の好きなプレイスタイルで楽しむことができる。久しぶりに訪れた村で久しく会う住人が変わらず生活していたり、心配の声をかけてくれたりする。プレイする時期によって違った景色を見せてくれる、現実とは異なるもう一つの”楽しく癒される世界”がゲーム内に実現されている。

参照:MyNintendoStore

さて、そんな「どうぶつの森」シリーズの最新作『あつまれ どうぶつの森』が、2020年3月20日にSwitch向けソフトとしていよいよ発売となる。最新作は村から無人島へと舞台を移す。Switch向けに生まれ変わったことで、グラフィックや風を再現した自然表現の向上、最大8人までの同時プレイを可能にするオンライン要素の拡充がなされている。大きな新要素として、島で集めた素材を加工する、モバイル向けにサービス中の”ポケ森”ではお馴染みのクラフト要素「DIYレシピ」が本格的に導入される。そのほか、家具を屋外に設置することができたり、川を渡れるアイテムの登場や木を根こそぎ掘って埋めかえることができたり、「たぬきマイレージ」なるものを貯めて特別なアイテムやサービスを利用できたりと、利便性・快適性も向上しているようだ。

最新作でも先に述べたようなシリーズとしての基本要素は大きく変化せず、ストーリーの大きな繋がりもない。シリーズ未体験の方も、久しく触れていない方も、これを機に新しい生活を始めてみてはいかがだろうか。